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読書日記h1

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本が好きなことの幸せ

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母は癌で泣くなり、父は体を壊し仕事はリストラされた。
13歳で家族を解散し、行き場の無い僕は吹田市の「まきふん公園」で野宿する運命になった。
すぐに所持金は使いきってしまい、自販機の周りにお金が落ちてないかと探し回った。
食べ物がなくなり、草を食べたりダンボールを水に浸して食べたりした。
美味しくなかった。
雨降りの日、裸で外に飛び出し雨シャワーをした。
約一ヶ月の公園生活の後、クラスメイトに一緒に暮らそうと言われその友達の家に行った。
家族は皆優しく僕を迎えてくれた。
その後近所の人の協力で、兄・姉・僕の三人はぼろアパートに住み、生活保護で暮らせるようになった。
一つのことを最後までやり遂げる意味を兄に教わり、姉に諦めない心と言うものを教わった。
思いやりに溢れた人間に、そして何よりも僕自身が楽しく生きることが大事だと先生に教わった。

明るい性格と人を笑わせる特技を生かそうと、お笑い芸人になる修行を始めた。
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by huutyann1 | 2007-11-17 08:58 | Comments(0)
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緩やかな虐待と言われる「心理的虐待」を母から受け続ける。
存在を否定され深く傷ついた、あすか(11歳)は声を発することが出来なくなり祖父母のもとに行く。
田舎で自然を相手に暮らしている祖父はあすかを受け入れ心で接する。
「見方を変えると草花や虫の方で人間を観察しているかもしれないぞ。いい仲間か、悪い仲間かしっかりみきわめているのかもしれんなあ。自然の恵みを頂いて暮らしていると、思い当たることが良くあるよ。」
「自分の側から見ているだけでは、物事の真理を見落とすぞ。相手を信じること、許す事は自分を大事にすることでもあるんだよ。」
「時間は風と同じだよ。いつも流れていく。悲しいこともいつかは流れていく。過ぎた時間に囚われていると新しい時間を見失ってしまうよ。」

田舎で暮らすうちに祖父から聞いた言葉の数々に、あすかは次第に立ち直っていく。
母に対する接し方も変っていく。
親子の絆は60億に一つの軌跡だもの。
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by huutyann1 | 2007-11-06 20:27 | Comments(0)
実存主義哲学では日々同じものはありえないと言う思想がある。
勿論生きるものの全ては成長したり変遷していくわけだが、そういう変化が見えない場合でも昨日と今日の変化はある。
万物は全て変っていくものだと考えれば、目の前に現実にあるものしか信用できない。
したがって、目の前にあるものだけを見据えて、日々生きるしかない。
要するに刻々と変る現実を捉えながら、それだけを信じて人間は、生きるしかないのである。
実存するものだけに精神を向けていれば、その分だけの安定を得られる。
目の前の現実を見ていれば、人から裏切られることも無い。
昨日と今日を比べるから、相手が裏切ったように見えるだけで、今日だけを切り離し何の期待も込めなければ、裏切られたと言う感情は生まれない。
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by huutyann1 | 2007-11-01 20:50 | Comments(0)