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読書日記h1

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本が好きなことの幸せ

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60歳を過ぎた叔母は今も現役の歌手。
「ミサオ、女に年齢はないのよ。幾つになっても女は女。自ら扉を下ろす必要は無いのよ。」
「数々のオペラの名作が歌っているとおり、恋は女の心の泉なんだから。心の泉を涸らしてしまったら生きていたって喜びが無いのも同じよ。」

その頃光次郎は神戸製鋼の社長であったが、敗戦と経済恐慌のあおりで事業の終焉を前にしていた。
「死が訪れることが怖いのではない。自らの事業が失敗するのが怖いのでもない。人間の心の恐れとは、自ら描いた夢に、希望が持てなくなったときに訪れる。」

アルプスの高みに群れていく雲。
やがて散らされ跡形もなく、大気の中に消えていった叢雲のかけらが、目の中をよぎる。
日本で始めての西洋絵画の美術館が出来る日に、再会を約束したミサオと光次郎だったが光次郎の死により叶わぬ夢となった。諸行無常。
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by huutyann1 | 2008-01-14 20:06 | Comments(0)
自分自身のこころが満たされる信仰のかたちを思い描きながら信仰心が形付けられていった人生経験とこころの軌道を率直に書き綴ったもの。

粒子と言う考え方、宇宙はクオークと言う極微の粒子で出来ており、クオークが集まって原子になり、原子が集まって分子となる。そして分子が集まって物質が出来る。
従って私たちは分子の固まりである。
植物も細菌もみな分子の集まりである。
生き物ばかりでなく家具も家も石も分子の固まりである。
川を流れる水の音は水の分子のぶつかり合う音であり、人が見にまとう服の衣ずれの音は布の分子が擦れ合う音である。
そこに「私」という個別のものは存在しない。009.gif
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by huutyann1 | 2008-01-02 12:53 | Comments(0)