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読書日記h1

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本が好きなことの幸せ

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「母親の葬儀で涙を流さない人間は、全てこの社会で死刑を宣告される恐れがある、という意味は、お芝居をしないと彼が暮らす社会では、異邦人として扱われるより他はないということである。ムルソーは何故演技をしなかったか、それは彼が嘘をつくことを拒否したからだ。嘘をつくという意味は、無いことを言うだけでなく、あること以上のことを言ったり、感じること以上のことを言ったりすることだ。しかし、生活を混乱させないために、われわれは毎日嘘をつく。
ムルソーは外見から見たところと違って、生活を単純化させようとしない。
ムルソーは人間のくずではない。彼は絶対と真理に対する情熱に燃え、
影を残さぬ太陽を愛する人間である。彼が問題とする真理は、存在することと、感じることの真理である。それはまだ否定的ではあるが、これなくしては、自己も世界も、征服することは出来ないであろう......」以上はカミユが英語版に寄せた自序より。
 
ムルソーは否定的で虚無的な人間に見える。しかし彼は一つの真理のために死ぬことを承諾したのである。人間とは無意味な存在であり、全てが無償である、という命題は、到達点ではなく出発点であることを知らなくてはならない。039.gif
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by huutyann1 | 2008-07-28 19:58 | Comments(0)
葬儀は彼女の希望で、彼女の生まれ育った街である、横浜の教会で営まれた。
教会にパオプオルガンの音色が響き、教会に集まってくれた彼女の友達の中の、ロックミュージシャンの歌う「アメイジンググレイス」が哀愁を深くした。
彼は生きることへの喜びと悲しみが刻み込まれた黒人霊歌として、古くから歌いつがれてきた
その歌を涙ながらに聴いた。
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by huutyann1 | 2008-07-08 20:36 | Comments(0)
王妃の館のスイートルームに泊まり、パリを10日間楽しむツアーに参加した人たちの話。
ツアー客金沢貫一の言葉「私のいき方。一瞬を大切にすること。未来を望まない。過去に拘らない。自分が今あることの一瞬を、握った宝石のように大切にすること。」

ヴェルサイユ宮殿はルイ14世の「有史以来最も壮大、かつ豪華なるものを」と言う意思によって50年の歳月と膨大なお金をかけて造営された大宮殿である。
ヴェルサイユを訪れる観光客は、宮殿の正面に立った途端ただただ、仰天する。
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by huutyann1 | 2008-07-08 20:24 | Comments(0)