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読書日記h1

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本が好きなことの幸せ

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「二人だけで居たいんです。これにも随分苦労をかけましたから。」じーさんはよろけながら
ボケたばーさんを看護する。
これと反対の場合、ばーさんはさっさと、ボケたじーさんを病院や施設に預ける。
少しは看護する。
そんでやってる最中は、世間に見せ付けるように、派手に貞淑な妻をやる。
そして途中から必ず病院入れて「あーせいせいしたわ。」って言ってる。
女って怖いよー。

老人ホームで、じーさんは石のように1人ぽつねんと座って、一点を凝視している。
男は仕事関係の話はいくらでもする。
共通の目的と意識に向かって、言葉を伝達手段として行使している。
しかし、年老いて自分の役割が終わると、男達の言葉も終わる。

定年になった男が女に疎ましがられるのは、何も自分の身の回りが出来ないばかりではない。
言葉を失うからである。男の世間は仕事しか無かったのだから。仕事を失うと世間も失われる
妻さえも失うのである。

こんな関係が全てとは言わないが、多いことは確かである。
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by huutyann1 | 2008-09-17 10:34 | Comments(0)