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読書日記h1

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本が好きなことの幸せ

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 「一人で生きてみたくなった。貴方の世話をして老いていくのが嫌になった。」
 50台半ばでリストラにあった真二郎は妻に離婚を求められた。
 承知できないというと、妻は家を出て娘のアパートに行ってしまった。
 妻と別居の数日後、古びたマンションに移り、同じマンションの30代の女性と知り合う。
 真二郎は風采も上がらず、オシャレでもないがそれがいいと彼女は言う。
 それから人間関係の幅ができ、気持ちにもゆとりが出てきた。
 彼はそれまで希望であった小説に取り組むことにした。
 小説を書くということは、より周囲を観察することになる。
 「女性は好きだ好きだと言われたら、そういってくれる以上に好きな男性がいても、気持が動いて
 行くんじゃないか」と言う女性観も知り合いになった男性が教えてくれた。
 「好きになれば一緒にいたい。それで同棲とか結婚の形で一緒に住むわけだが、そこから日常が
 二人の間に入り込んで、いつかときめきは消えていく。運のいいカップルだけが恋と別の形の
 愛情をはぐくみ、絆が生まれていく。」
 これは真二郎の実感である。
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by huutyann1 | 2010-11-05 20:17 | Comments(1)