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読書日記h1

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本が好きなことの幸せ

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 ユーモアあふれる世相風刺と人世の哀歓を描くエッセイ。
 田口ランディ・佐野洋子も歯に衣を着せぬエッセイストで好きな作家。
 アイコは父が作家の佐藤紅録。サトーハチローは異母兄である。
 12年の歳月をかけ佐藤一族を書いた大河小説「血脈」で菊池寛賞を受賞している。
 佐藤家はそんじょそこらには見当たらない大した一家である。
 
 孫はいつも机に向かっているを勉強している私を偉い人だと思っているようだった。
 其れがいつのころからか何だかおかしいと思い始めたようだ。
 パソコンのことをいくら説明されても理解できない。

 20年来の付き合いがあるSさんは元は私の読者だったが年が近いこともあり、今は親しい友人である。
 彼女は昔は気弱な人だったと言うが、今は信じがたいほど積極的である。
 彼女に言わせると私の書いたものを読んで、そのお構いなしの強気の発言・捨て台詞・啖呵から
 勇気を得、「今の私があるんです」という。
 
 今はほとんどの老人が医学・薬学・栄養学の進歩の影響を受けていて長命になりボケの心配をしている。
 ボケないうちにころりと死にたい言いながら、健康食を心がけ日々血圧を測り、薬を欠かさず、きもちのわか
 さが大切ですという。
 老いこむのが一番いけないと言われ、老衰の到来を押しのけ押しのけ恋もしよう。
 かつての老人をがんじがらめにしていた「年甲斐もなく」という言葉は雲散霧消してしまった。
 
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by huutyann1 | 2013-08-14 08:50 | Comments(0)