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読書日記h1

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本が好きなことの幸せ

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 40歳にして公園で遊ぶ母子を見て、急に子供が欲しくなる。
 付き合っている男性もいるが、「この人の子を産みたい」と思うような男性はいない。
 
 精子バンクを検索した。

 日本の場合いろいろ諸費用が加算され、最終的には300万かかるという。
 
 弥生は外国を調べてみることにした。
 外国には非営利団体のようなものが有り、かなり目的に合ったもので費用も数10万円と言う。
 精子の海外への配送も液体窒素容器が使用され、7日間精子の凍結が可能という。
 一覧表を開くとエスニシティの他肌の色・髪の色・目の色・身長体重・血液型・本人と家族の病歴
 知能指数・職業の他本人の声も聞けるという。
 また15ドル出せば肉体的特徴・性格・ライフスタイルをまとめた15ページにわたるレポートも
 入手できるという。

 そして弥生はアメリカの精子バンクから取り寄せ、人工授精した。
 
 月日が経ち赤ちゃんの性別が女の子とわかった時点で、出産しないことにした。
 男の子が欲しかったのである。

 そこへ天使の代理人が現れ、結局産む決意をする。

 本題の天使の代理にというのは、産婦人科に長年勤め、堕ろされる胎児を見てきた冬子という女性である。
 時には生きて堕ろされ、抹殺される胎児も数多く見てきた。
 耐え切れず、病院をやめ、助産婦として働く傍ら、中絶予定者の前に、天使の代理人と名乗って
 現れ生きようとする命がいかに大切かを話し、中絶を諦めさせるのではなく、命の貴さと母親の自覚を
 持たせる時点で引き上げる。

 あとは妊婦の自覚を待つのみ。
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by huutyann1 | 2014-01-19 19:53 | Comments(0)