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読書日記h1

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本が好きなことの幸せ

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船場で生まれ船場で育ったれっきとした「いとはん」の山崎豊子。
5人兄弟の真ん中で唯一の女性。しかし外では男っぽく女子をいじめる男子を棒を持って追いかけ「こぼんちゃん=小学生前後の男子」と呼ばれていた。
家では一人娘ということもあり、おつるどんと言う上女中が身の回りの世話をしてくれた。
お茶・お花・日本舞踊のけいこには行き返りはおつるどんが附いてきた。
船場では昔から衣食住のうちで衣を最も大事にし、衣服のしきたりが非常に厳しい。
前丁稚(まえでっち)の厚司(あつし)。丁稚は糸入縞貫(いといりしまぬき)の着物。
手代は河内木綿の着物。番頭だけ羽織着用。下女中はもめん・上女中は銘仙というお為着のしきたりがある。これをもし間違って丁稚が河内木綿の着物で集金に出かけようものなら、笑いの種になり店の信用問題にまでなってしまうから、船場の主婦権は普通の家庭で言われる主婦権とは
異なった責任の重さと厳しさがありいわば、使用人たちの着るものと食べ物を担当する
労務部長的存在である。今では関係の内容のことばかりだが当時を想像して興味深く読んだ。

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by huutyann1 | 2015-10-29 19:12 | Comments(0)
トンネルを掘っていく。
その一番先を切羽という。
トンネルが繋がってしまえば
切羽はなくなってしまう。
掘り続けているうちは
いつも一番先が切羽。
これ以上先へは進めない場所。
宿命の出会いに揺れる男女を
緻密な筆に描き切った愛感あふれる恋愛小説。
第139回直木賞受賞作品。
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by huutyann1 | 2015-10-23 16:26 | Comments(0)
作者の名前を見て??と思った。
初めて見る名前だったので。
本人によるとペンネーム馳 星周はスター周 星馳の名前を逆にしたものだそうです。
六本木のディスコで黒服のバイトをしていた彰洋は幼馴染のマミに会い不動産屋の美千隆を紹介される。バブル真っ盛りの80年代後半、自分の王国を作りたいと熱のこもった言葉を聞かされ
若くして成り上がった彼についていく。
美千隆の下でいろんなことを経験し、コカイン・ヤクザなど危ない目にも合う。
地価高騰の時代も終わり彰洋の生活も普通に戻っていく。
物語の展開が早くいろんな人物が入り乱れ話が盛り上がっていく。
面白くて三日くらいで上下二冊を読み上げた。
馳は1965年北海道生まれ。
96年不夜城でデビュー翌年の鎮魂歌(レクイエム)・不夜城Ⅱで日本推理作家協会賞長編部門・99年漂流街で第一回大藪晴彦賞を受賞している。


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by huutyann1 | 2015-10-08 11:00 | Comments(0)

 ジーニアスバンクは優秀な人材を育て高い知性、豊かな才能を普及させるために立ち上げた優秀精子売買
 会社である。
 ドナーの名は伏せられているが、簡単な経歴は記されている。
 その精子をオークションにかけて10万~200万で落札される。
 そして生まれたそして生まれた子供の成長を書いているがとても面白く400ページにわたる長編だが
 一気に読み上げた。
 しかし最後のほうは八百長が多々あり、ちょっとがっかり。
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by huutyann1 | 2015-10-01 08:07 | Comments(0)