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読書日記h1

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本が好きなことの幸せ

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直木賞受賞作品。
主人公圷 歩(あくつあゆむ)。
『サラバ!』は、上下巻合わせて700ページを超える長編物語です。この長さゆえに、上巻のみで読むのを断念してしまう人もいるようです。しかし、『サラバ!』の良さは、この長さにもあるのです。上巻での主人公を取り巻く日常をしっかりと見ておくことが、下巻での結末につながるのです。

上巻では、終始「僕」という一人称で語られ、主人公・歩の目を通して見た家族の、そして友人たちの姿が描かれています。歩は父親の仕事の都合で、イランで生まれ、その後日本に帰国し、さらにエジプトへ転校し、また日本へ戻るという生活を経験します

西加奈子は1977年にテヘランに生まれ小学5年までエジプトで育っている。この辺りまでは歩と交錯している。

「サラバ」は親友、ヤコブとの別れの言葉である。それ以上に二人だけに通じる大事な言葉として使われている。


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by huutyann1 | 2016-07-17 07:44 | Comments(0)